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歩行困難 左ふくらはぎの肉離れ の診断

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2024年05月23日(木) 15時28分28秒
70歳代、女性、リウマチの患者さんです。

 床から立ち上がろうとした時に膝が痛くなっています。
 来院時、歩くと痛みが強く出ます。
 歩行は片足立ちの連続なので、私が支えながら左右の片足立ちの動診をやりました。
 右の片足立ちは問題ありませんが、左の片足立ちは痛みでまったくできません。

 病院では、左ふくらはぎの肉離れの診断で、左ふくらはぎに湿布を貼っています。
 患者さんの訴えている所に湿布を貼った!?、です。

 片足立ちの動診では、膝が痛みでガクッ!となることはなく、股関節がガクッと力が抜けています。
 圧痛点を探すと、恥骨の左側に激痛の圧痛点、左の人差し指と中指の間にも激痛の圧痛点があります。
 膝やフクラハギには押さえるとなんだか少し痛いかな?程度しかありません。

 左胃経F6と中指の人差し指側の刺絡をすると左足の指の股の圧痛は解消、ちょっとだけ残った圧痛にパイオネックス0.6を貼りました。
 恥骨の左側の外側=腎経なので左F3井穴刺絡と恥骨に残った圧痛にパイオネックス0.6を貼りました。
 問題なく(リウマチなのでそれなりにですが)、痛み無く歩行ができるようになりました。

次回のZoom茶話会のお知らせ

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2024年05月23日(木) 10時18分26秒
6月3日(月)20:00

対象: 鍼灸師・鍼灸学校学生

入室は、井穴刺絡学会ウェブサイト、イベントページの一番下の『Zoomミーティング』ボタンから

https://www.seiketsushiraku.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR16DDRPsCcNliFSZ3qHND45sE4qXfiIj_ELWUDJdEZxn52oWZHRvVBKLiE_aem_Ac1fKA4xyuNIVp6WTp3ilu9rUzXDhrJ1AC--ffg8yefzlF8KpPrDkny3NjPsdi8tZ2gwd2DUDuTdrmoX5ZVdGdNT

途中参加、途中退出自由です。

初めての方、大歓迎です。

右上腕 三角筋の痛み

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2024年05月23日(木) 09時32分26秒
ケンコロさん、どうなったんでしょう?

 H5F5でも良いと思います。
 治療後の変化、反応を見て、違ったらH6F4を井穴刺絡。
 逆をやれば良いので井穴刺絡には失敗が無いのが良いですね。

「悪くなったのはヒントや答え」
 これではないかと予想を立てて井穴刺絡をやった後、思っていたのと逆の反応、患者さんが「それ、やる前の方が良かった」と、患者さんの症状が違って出た場合、若い先生の中には、焦ってしまって「逆の井穴刺絡を必死でやりました!」と対処される先生がいます。

 が、ちょっと待ってください。
 その反応って、もしかすると、その病気や症状を治すための大切なヒントであったり、答えだったりしませんか?

 先日も、「H6井穴刺絡で交感神経を抑制していたら副交感神経の症状が出てしまって直ぐにH5F5をやって難を逃れました」と、若い先生との電話で…
 冷静になって考えてもらえば、H5F5井穴刺絡をするにもやり方があったかもしれません。

 例えば、肩の症状であれば、
①副交感神経の興奮なのか?
②腕の痛みや動きの問題なのか?

 その方の症状が副交感神経の興奮症状であれば、足で治療する、F5井穴刺絡をやって改善するか?
 F5で改善すれば副交感神経の興奮症状で肩関節のアレルギー症状と判断することもできます。
 ところが、F5では変化無く、傷めている患側の手のH5井穴刺絡をすると肩の状態が改善されたのであれば、体性神経・痛みや動きの問題であることがわかります。
 となれば、患側の手や手首、肘、肩、首、側頭部などに圧痛がないか調べて治療するとなります。

 また、ヒトの体は左右や前後のバランスで成り立っている部分もあるので、H6井穴刺絡をすることによってアンバランスが助長されたことによる症状の変化、再燃、あっかも考えられます。
 身体の左右で比較しているのか?大腸経H6と三焦経H5で比較しているのか?やってみなければわかりませんが、そのような選択肢も考えて良いかもしれません。

 患者さんの症状が良くなったのも治療効果とするならば、悪くなったのも治療効果です。

今夜のライブセミナー「小腸と小腸経」

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2024年05月22日(水) 14時51分17秒

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右上腕 三角筋の痛み

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2024年05月22日(水) 09時21分15秒
ケンコロさん、おはようございます。

 患者さんのH6の治療効果を考えれば、交感神経を抑制して炎症が治まったことは考えられますね。
 もう一つは、H6が大腸経であることを考えると、人差し指から腕の親指側(人差し指側)の筋肉に問題があった。
 肩から首の筋肉に問題があった、上顎や上唇に何かあるのかもしれませんね。

 投球のやり過ぎで炎症があることは十分考えられますので、まずは休ませることは、患者さんの今後の野球人生を考えるうえでも大切なことかもしれません。
 この試合に勝てれば何でもいい、と、選手を使い捨てにするような監督だったらと考えると悲しいですね。
 患者さんにその判断ができるか?当事者には無理かもしれません。

 野球の投球では手の指を酷使するので、指先から爪、関節部、手の甲と、細かく圧痛点を探すことも、三角筋の圧痛点を探すのと同様に重要かもしれません。
 また、アスリートや音楽家などが、表現のために使う部分の治療にその部分に治療することがためらわれることもあります。
 特に、患者さんが治療の後に試合があるような場合は、患部の針治療はやらない、せっかく仕上げてきた筋肉を緩めることにもなります。

 直接の刺針よりも井穴刺絡や円皮針、圧痛点の反対側にシーソー法はそのようなことが無いからおすすめです。
 痛めた筋肉や関節の回復段階の見極めも重要で、もう、組織は治っていて鎮痛だけなら問題ありませんが、傷めて間もない時に痛みだけ取って使わせるようなことをするとダメになってしまうことが多いです。
 とても運動能力が高い中学生や高校生が消えてしまうこと、あると思いませんか。

右上腕 三角筋の痛み

投稿者: ケンコロ
投稿日: 2024年05月22日(水) 09時18分10秒
2回目の投稿です。稲舛先生、いつもお世話になっています。
前回の投稿で、次の治療はH6,F4をすればと書いたのですが。片頭痛の体質ですので反対のH5、F5が正解かと思ったりしています。
いろいろ思い悩んでいます。よろしくお願いします。

右上腕 三角筋の痛み

投稿者: ケンコロ
投稿日: 2024年05月21日(火) 19時41分16秒
稲舛先生、いつもお世話になっています。高3男子、硬式野球の投手。ボールを持って投げると右三角筋のあたりが痛みます。
一回目はまず動診、腹診、股関節などから得た情報で刺絡をし、三角筋の一番痛いところに円皮鍼を貼付,三角筋の痛みはだいぶ減りました。

緩いボールなら痛みはないと事、次の治療はどのようにしたらよいでしょうか。今頭にある考えは交感神経抑制のH6,F4を刺絡したらと思っています。
右H1、H3,H4,H6をした刺絡でH6を何回も刺絡してよくなっている結果から腕に交感神経による炎症があるのではないかと考えたからです。よろしくお願いします。

明日のYoutube井穴刺絡ライブセミナー「小腸と小腸経」

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2024年05月21日(火) 15時35分58秒
明日は、腸についての解説です。

 子どもは腹痛や下痢が多いですね。
 私も子どもの頃、お盆に母親の実家で腹痛で寝ていたことが何度かあります。
 中学生から高校生でも、腹痛下痢で悩む学生の治療をすることが多くあります。
 なぜだか、男子の学生ばかりです。

 社会に出れば、仕事のストレス、会社のお付き合い、宴会、いろいろと内臓にストレスをかけることも増えてきます。
 それでも血気盛んな20歳から40歳くらいは…元気ですね。
 自信満々、何があっても怖くない!は、この頃ですね。

 さて、50歳を過ぎる頃からだんだんと内臓もお疲れ様。
 便秘になったり、下痢をしたりと、心身のストレスで体質が顕わに!?お腹の具合が悪くなる人も多いです。
 
 中高年となると消化吸収に支障が出る程に胃腸の具合が悪くなる人もいます。
 栄養の吸収が悪くなって、食べているのに元気が出ない!?
 なのに、太ってしまうのはなぜ?

 井穴刺絡でできること、治療して良くなることがたくさんあります。

圧痛点の探し方 一回目 二回目 何度押しても痛い所

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2024年05月21日(火) 10時32分49秒
帝王切開の患者さん、お腹の真ん中になかなかの傷、60年前の手術です。

 腹部手術の圧痛点を探すには、①立位、②カカト、お尻、背中を壁に付ける、③一回目で決めない!、④二回目、三回目でも痛みがある圧痛点にパイオネックスを貼る。

 圧痛点を探す時、一回目で痛みを感じても、二回目、三回目になると鎮痛している!?
これは、押さえることによって痛みが緩和されているのではないかと赤羽先生も書かれています。

 何度押さえても痛みがある圧痛点、これが治療すべき点ですので、寸分狂わず円皮針・パイオネックス0.6を貼ります。

腎機能障害

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2024年05月19日(日) 15時15分44秒
野間史仁さん、こんにちは。

 腎臓障害の治療では、腎経F3井穴刺絡と交感神経抑制のH6F4です。
 腹部の違和感があるようでしたら、胃経F6井穴刺絡で楽になることもあるようです。
 浅見先生も腎臓の治療にF6を使われたことがあります。
 しかし、腎臓F3メインで

 なぜ、腎臓が悪くなったのか?
 ここが解消されていなければ、治療しても回復は難しいかもしれません。
 遺伝的なものでも、何かでスイッチを入れてしまった可能性はあると思いますので
 加齢でとなると…五臓六腑、加齢するとどこか弱い順番に何かしら発症するのはしょうがありませんか゛

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