過去ログ
発熱が無い のどの痛み ぎんなん治療院 - 2023年11月20日(月) 18時45分55秒 No.1212
gakuさん、途中で、すみません。
おそらく、寝ている間の口呼吸があるのではないかと思います。
もちろん、コロナで呼吸器系に炎症、傷を作ったので弱くなっている=感受性が高くなっているのだと思いますが
急に寒くなってきましたよね。
寒くなった=冬は、西高東低の冬型気圧配置となり、大陸から冷たく、乾燥した空気が流れ込んできます。
さらに、暖房で室内はカラカラになっていると思います。
寝ている間の口呼吸で、口の中、呼吸器系は乾燥して炎症を起こしていると思います。
口呼吸をしないようにするには、パタカラでトレーニングしてのド・下の筋肉を鍛えると良いのですが、間に合いません。
口に縦にテープを貼るのもありますが、貼れるんだったらやってみても良いと思います。
今夜のことを考えると加湿器です。
加湿器を枕元に置いて、湿度を上げれば粘膜の乾燥を防いでくれます。
おそらく、寝ている間の口呼吸があるのではないかと思います。
もちろん、コロナで呼吸器系に炎症、傷を作ったので弱くなっている=感受性が高くなっているのだと思いますが
急に寒くなってきましたよね。
寒くなった=冬は、西高東低の冬型気圧配置となり、大陸から冷たく、乾燥した空気が流れ込んできます。
さらに、暖房で室内はカラカラになっていると思います。
寝ている間の口呼吸で、口の中、呼吸器系は乾燥して炎症を起こしていると思います。
口呼吸をしないようにするには、パタカラでトレーニングしてのド・下の筋肉を鍛えると良いのですが、間に合いません。
口に縦にテープを貼るのもありますが、貼れるんだったらやってみても良いと思います。
今夜のことを考えると加湿器です。
加湿器を枕元に置いて、湿度を上げれば粘膜の乾燥を防いでくれます。
繰り返す…原因は何? ぎんなん治療院 - 2023年11月20日(月) 17時45分50秒 No.1211
gakuさん、お返事が遅くなりました。
患者さんにお伝えください。
今夜は、加湿器を枕元に置いて寝てください、と。
患者さんにお伝えください。
今夜は、加湿器を枕元に置いて寝てください、と。
繰り返す風邪 gaku - 2023年11月20日(月) 10時18分42秒 No.1210
おはようございます、稲舛先生。
立て続けの質問で大変恐縮なのですが、最近、私がした質問がいくつか絡むことで、どのように考えたらよいのか、アドバイスをいただきたいです。
この掲示板でも経過を報告させていただいた「咳と痰と声枯れ」の40代女性の患者さんです。
2週間前に咳と痰と声枯れで来院され、黄色い痰から風邪と判断し、H1H6F4の治療で、1週間前にいらした時には、全て良くなりましたと言っていました。でもコロナ感染以降、咳が出やすいとおっしゃっていたので、咳は出てなかったのですが、呼吸器の感受性を下げるためにH1の治療をしました。
今週治療にいらした時に、2日前からまた咳と黄色い痰とかすかに声がかれているとのこと。黄色い痰からまた風邪と判断して、H1H6F4と百会刺絡の治療をしました。ちなみに、前回H1に夜寝る間アルミ玉を貼ることを指導していたのですが、貼ってないとおっしゃっていました。アルミ玉の効果は実感していただいているので、今は咳は出るけど辛さが切羽詰まってないのかなと感じました。
・コロナ感染で弱くなった呼吸器の感受性を下げるには時間が必要で、このように上気道感染の風邪を繰り返すのは、ある程度は仕方のないことなのでしょうか?
・また前回いらした時に、症状は無く、呼吸器のためにH1しかしなかったのですが、H6F4をやっておいた方が良かったでしょうか?(稲舛先生から解説を受けたのに、早速、判断に迷っています(汗))
動画で稲舛先生が、風邪を引くというのは、風邪を引くような体の状況があるということだから、休みなさいという体のサインだというようなことをおっしゃっていたような記憶があります。
こんなに頻回に風邪を引くのは、なにか生活で体に負荷がかかっている可能性はありますでしょうか?この方の場合は、発熱まではしていないので、全身的は体の疲れというよりは、コロナ後遺症的な呼吸器に限局された弱さなのかと思っているのですが、ただ、本人は、もともと体が弱くて子育てでみんなより疲れていると思うとおっしゃいます。
ちなみにこの方は、いつも腹診で圧痛は無く、深呼吸も下腹部まで入っています。初めてこの方に井穴刺絡で治療をした時は、肩こりがいつもつらいとおっしゃっていたので、動診をして確認したら、動診している間に肩こりは無くなり、運動不足の肩こりとの説明をし、家で首肩を動かすようになってからは、肩こりを訴えなくなりました。
ご教示いただけますと幸いです。
立て続けの質問で大変恐縮なのですが、最近、私がした質問がいくつか絡むことで、どのように考えたらよいのか、アドバイスをいただきたいです。
この掲示板でも経過を報告させていただいた「咳と痰と声枯れ」の40代女性の患者さんです。
2週間前に咳と痰と声枯れで来院され、黄色い痰から風邪と判断し、H1H6F4の治療で、1週間前にいらした時には、全て良くなりましたと言っていました。でもコロナ感染以降、咳が出やすいとおっしゃっていたので、咳は出てなかったのですが、呼吸器の感受性を下げるためにH1の治療をしました。
今週治療にいらした時に、2日前からまた咳と黄色い痰とかすかに声がかれているとのこと。黄色い痰からまた風邪と判断して、H1H6F4と百会刺絡の治療をしました。ちなみに、前回H1に夜寝る間アルミ玉を貼ることを指導していたのですが、貼ってないとおっしゃっていました。アルミ玉の効果は実感していただいているので、今は咳は出るけど辛さが切羽詰まってないのかなと感じました。
・コロナ感染で弱くなった呼吸器の感受性を下げるには時間が必要で、このように上気道感染の風邪を繰り返すのは、ある程度は仕方のないことなのでしょうか?
・また前回いらした時に、症状は無く、呼吸器のためにH1しかしなかったのですが、H6F4をやっておいた方が良かったでしょうか?(稲舛先生から解説を受けたのに、早速、判断に迷っています(汗))
動画で稲舛先生が、風邪を引くというのは、風邪を引くような体の状況があるということだから、休みなさいという体のサインだというようなことをおっしゃっていたような記憶があります。
こんなに頻回に風邪を引くのは、なにか生活で体に負荷がかかっている可能性はありますでしょうか?この方の場合は、発熱まではしていないので、全身的は体の疲れというよりは、コロナ後遺症的な呼吸器に限局された弱さなのかと思っているのですが、ただ、本人は、もともと体が弱くて子育てでみんなより疲れていると思うとおっしゃいます。
ちなみにこの方は、いつも腹診で圧痛は無く、深呼吸も下腹部まで入っています。初めてこの方に井穴刺絡で治療をした時は、肩こりがいつもつらいとおっしゃっていたので、動診をして確認したら、動診している間に肩こりは無くなり、運動不足の肩こりとの説明をし、家で首肩を動かすようになってからは、肩こりを訴えなくなりました。
ご教示いただけますと幸いです。
沖縄で講習会 26日 ぎんなん治療院 - 2023年11月20日(月) 09時59分30秒 No.1209
世界中に普及させるためには、いろんな方法があると思います。
意外に、費用が掛かった方が広がる可能性があることも事実です
組織を作って会費を取って、上下関係を作った方が良い場合もあるでしょう。
派閥を作って競わせた方が、争いは起こるかもしれませんが、広がるかもしれませんね。
でも、浅見鉄男先生は違いました。
そのようなことを好まない方で、私もそれに同意見です。
「そんなに良いものだったら見せてみろ、食べさせてみろ」
と言われれば、浅見先生は「口を開けてごらん、美味しいから」と、食わず嫌いな人にも食べさせてあげるような人でした。
私もそうします。
もっと良い方法があれば、ドンドンやってください。
私が持っているものは、写真でも、動画でも、資料でも、何でもご利用いただいてけっこうですので。
26日の日曜日は、沖縄へ行って講習会、私が知っていること、浅見先生から習ったこと、すべてを御披露してきます。
浅見先生の「物事は核心から伝えなければならない、枝葉は後で良いから、それに実技指導をしなければならない、明日の治療に使えるようにね」
意外に、費用が掛かった方が広がる可能性があることも事実です
組織を作って会費を取って、上下関係を作った方が良い場合もあるでしょう。
派閥を作って競わせた方が、争いは起こるかもしれませんが、広がるかもしれませんね。
でも、浅見鉄男先生は違いました。
そのようなことを好まない方で、私もそれに同意見です。
「そんなに良いものだったら見せてみろ、食べさせてみろ」
と言われれば、浅見先生は「口を開けてごらん、美味しいから」と、食わず嫌いな人にも食べさせてあげるような人でした。
私もそうします。
もっと良い方法があれば、ドンドンやってください。
私が持っているものは、写真でも、動画でも、資料でも、何でもご利用いただいてけっこうですので。
26日の日曜日は、沖縄へ行って講習会、私が知っていること、浅見先生から習ったこと、すべてを御披露してきます。
浅見先生の「物事は核心から伝えなければならない、枝葉は後で良いから、それに実技指導をしなければならない、明日の治療に使えるようにね」
交感神経抑制の手の治療でH6を使うのは? gaku - 2023年11月20日(月) 09時08分15秒 No.1208
おはようございます、稲舛先生。
ご返答いただき、ありがとうございます。
術者の効率的なところと、自律神経が敏感な人には足のF4で交感神経を抑制した方が安全ということを、考えながらどの井穴を使うか考えるということですね。
私は、高位中枢の交感神経を抑制する意味を、今回、稲舛先生に説明していただくまで、よく理解していなかったので、高位中枢の交感神経を抑制しようという目的でH6F4を使ったことが、ほとんどありませんでした。
これからは高位中枢の交感神経の抑制もすることがあると思いますが、稲舛先生がやりすぎの脳貧血の話をよくされるので、H6F4を使う時は、”5滴で確認”を念頭に置いておこうと思います。
ありがとうございました。
ご返答いただき、ありがとうございます。
術者の効率的なところと、自律神経が敏感な人には足のF4で交感神経を抑制した方が安全ということを、考えながらどの井穴を使うか考えるということですね。
私は、高位中枢の交感神経を抑制する意味を、今回、稲舛先生に説明していただくまで、よく理解していなかったので、高位中枢の交感神経を抑制しようという目的でH6F4を使ったことが、ほとんどありませんでした。
これからは高位中枢の交感神経の抑制もすることがあると思いますが、稲舛先生がやりすぎの脳貧血の話をよくされるので、H6F4を使う時は、”5滴で確認”を念頭に置いておこうと思います。
ありがとうございました。
沖縄 ぎんなん治療院 - 2023年11月20日(月) 07時58分37秒 No.1207
交感神経抑制の手の治療でH6を使うのは? ぎんなん治療院 - 2023年11月19日(日) 17時14分32秒 No.1206
gakuさん、こんにちは。
例えば左F1F6F4や左H3H2H6というように、低位中枢の交感神経の抑制に、高位中枢の交感神経の抑制を加える時は、足の低位中枢をやったら足のF4、手の低位中枢をやったら手のH6というように近いところの高位中枢の抑制を使うのが基本でしょうか?
治療の組み立てには幾通りかあると思うのですが…
治療の効率を考えると、H3H2と心臓の治療をやって高位中枢の交感神経抑制をする場合、やはり、H6井穴刺絡の方が、わざわざ足に行かなくても良いので、効率が良いのではないかと思います。
ただ、自律神経が敏感な方は、交感神経を抑制するに効き目が強めのH6より、優しく効くF4の方が良いかもしれません。
でも、H6井穴刺絡を5滴出血させる毎に患者さんに「変化はないですか?」と聞けば、治療の刺激量をちょど良いところで止めることができます。
意外に5滴くらいでパッと良くなっていることはあります。
敏感かな?と思われる患者さんに、それを聞かずにやっていると、やりすぎの相反作用が出てしまって脳貧血!となることがあります。
例えば左F1F6F4や左H3H2H6というように、低位中枢の交感神経の抑制に、高位中枢の交感神経の抑制を加える時は、足の低位中枢をやったら足のF4、手の低位中枢をやったら手のH6というように近いところの高位中枢の抑制を使うのが基本でしょうか?
治療の組み立てには幾通りかあると思うのですが…
治療の効率を考えると、H3H2と心臓の治療をやって高位中枢の交感神経抑制をする場合、やはり、H6井穴刺絡の方が、わざわざ足に行かなくても良いので、効率が良いのではないかと思います。
ただ、自律神経が敏感な方は、交感神経を抑制するに効き目が強めのH6より、優しく効くF4の方が良いかもしれません。
でも、H6井穴刺絡を5滴出血させる毎に患者さんに「変化はないですか?」と聞けば、治療の刺激量をちょど良いところで止めることができます。
意外に5滴くらいでパッと良くなっていることはあります。
敏感かな?と思われる患者さんに、それを聞かずにやっていると、やりすぎの相反作用が出てしまって脳貧血!となることがあります。
原因が、高位中枢と考えられる場合 gaku - 2023年11月19日(日) 09時04分10秒 No.1205
おはようございます、稲舛先生。
私の中ではモヤッとした疑問がある時、自分自身の中で疑問が整理されていないことが多く、質問を何度も書き直しながら、自分の頭を整理していくと、疑問の核心が見えてきます。でも複数の疑問が折り重なっているときがあり、一度で全部を質問してしまうと疑問の本質がぼやけるかなとか考えながら、質問させていただいています。
稲舛先生の説明は、「経絡上に点在する痛みを取ってくる」井穴刺絡のように感じました。1つの質問から、私が悩んでいたいくつかの疑問への回答にもなっています!ありがとうございます。
>時々ある高位中枢が原因の痛みや動きの問題、ありますよね。ただ、探究していくと原因が心身のストレスによる高位中枢の興奮ではないか?他の症状や治療は、枝葉をやっているのではないか?と、考えることはあります。
私は、高位中枢が原因の痛みや動きは無いのではないかと思っていたので、今回も質問して良かったです。高位中枢が原因の痛みや動きがあったら、風邪の治療と同じことになるし、何でもかんでもストレスが原因というのはどうなんだろうとも思ったのです。
でも考えていく過程を丁寧に説明していただいて、高位中枢の交感神経が原因の痛みなら、低位中枢で感受性の高いところの交感神経を抑制しながら、高位中枢の交感神経を抑制するという、風邪の治療と同じ考え方でいいんだというように納得しました。また、低位中枢の交感神経の抑制の時に、F4やH6を追加していることも、考え方としてちゃんと理解できた気がします。
>H6F4やH5F5が原因じゃないだろうか?と、鑑別診断することになります。初診の治療で得られた効果を考えて、動診、腹診をやってから高位中枢の井穴刺絡をやって、“どの症状が改善するか?”を見分けることになります。
副交感神経の異常興奮で痛みが出ることは理解していたのですが、低位中枢の交感神経性の痛みや動きとも絡んでくることを、意識できていなかったので、再度、頭を整理してみようと思います。理解が深まりそうな気がします。
>肩とか首とか”で考えると、H6F4やH5F5井穴刺絡で、体性神経=経絡上の痛みの治療とならないか、治療効果がかぶってしまわないか?です。うまく経絡上の痛みや動きと高位中枢抑制の井穴が違ってくれればできると思います。なので、その日の治療の一か所目、とても考えなければならないと思っています。
これは何度も稲舛先生に言われていることですが、この1か所目を見極めるためには、考えなければなりません。核心から教えていただいているので、すぐに井穴刺絡はできるようになりますが、同じことをやっていても、その井穴刺絡の裏には知識と経験に裏打ちされた奥深い考えがあるのだと感じます。その考え方を惜しみなく、わかりやすく教えていただけて、感謝です。
またまた質問なのですが、いくつかの症例を拝見していると、例えば左F1F6F4や左H3H2H6というように、低位中枢の交感神経の抑制に、高位中枢の交感神経の抑制を加える時は、足の低位中枢をやったら足のF4、手の低位中枢をやったら手のH6というように近いところの高位中枢の抑制を使うのが基本でしょうか?
もちろんしっかり高位中枢を抑制したい時にはH6F4と全部つかうこともあると思いますが。以前、自律神経過敏の相反作用の時には、足を使うことにすごく意味があったので、質問させていただきました。
ちなみにこの疑問の発端は、便秘で交感神経抑制の治療目的で左F6F1をやって、最後に高位中枢の交感神経も抑制しておこうと左F4の刺絡をやろうとしたら、両方のF4のところにタコができてて刺絡できず、左H6の刺絡をした患者さんがいました。
よろしくお願いいたします。
おはようございます、稲舛先生。
私の中ではモヤッとした疑問がある時、自分自身の中で疑問が整理されていないことが多く、質問を何度も書き直しながら、自分の頭を整理していくと、疑問の核心が見えてきます。でも複数の疑問が折り重なっているときがあり、一度で全部を質問してしまうと疑問の本質がぼやけるかなとか考えながら、質問させていただいています。
稲舛先生の説明は、「経絡上に点在する痛みを取ってくる」井穴刺絡のように感じました。1つの質問から、私が悩んでいたいくつかの疑問への回答にもなっています!ありがとうございます。
>時々ある高位中枢が原因の痛みや動きの問題、ありますよね。ただ、探究していくと原因が心身のストレスによる高位中枢の興奮ではないか?他の症状や治療は、枝葉をやっているのではないか?と、考えることはあります。
私は、高位中枢が原因の痛みや動きは無いのではないかと思っていたので、今回も質問して良かったです。高位中枢が原因の痛みや動きがあったら、風邪の治療と同じことになるし、何でもかんでもストレスが原因というのはどうなんだろうとも思ったのです。
でも考えていく過程を丁寧に説明していただいて、高位中枢の交感神経が原因の痛みなら、低位中枢で感受性の高いところの交感神経を抑制しながら、高位中枢の交感神経を抑制するという、風邪の治療と同じ考え方でいいんだというように納得しました。また、低位中枢の交感神経の抑制の時に、F4やH6を追加していることも、考え方としてちゃんと理解できた気がします。
>H6F4やH5F5が原因じゃないだろうか?と、鑑別診断することになります。初診の治療で得られた効果を考えて、動診、腹診をやってから高位中枢の井穴刺絡をやって、“どの症状が改善するか?”を見分けることになります。
副交感神経の異常興奮で痛みが出ることは理解していたのですが、低位中枢の交感神経性の痛みや動きとも絡んでくることを、意識できていなかったので、再度、頭を整理してみようと思います。理解が深まりそうな気がします。
>肩とか首とか”で考えると、H6F4やH5F5井穴刺絡で、体性神経=経絡上の痛みの治療とならないか、治療効果がかぶってしまわないか?です。うまく経絡上の痛みや動きと高位中枢抑制の井穴が違ってくれればできると思います。なので、その日の治療の一か所目、とても考えなければならないと思っています。
これは何度も稲舛先生に言われていることですが、この1か所目を見極めるためには、考えなければなりません。核心から教えていただいているので、すぐに井穴刺絡はできるようになりますが、同じことをやっていても、その井穴刺絡の裏には知識と経験に裏打ちされた奥深い考えがあるのだと感じます。その考え方を惜しみなく、わかりやすく教えていただけて、感謝です。
またまた質問なのですが、いくつかの症例を拝見していると、例えば左F1F6F4や左H3H2H6というように、低位中枢の交感神経の抑制に、高位中枢の交感神経の抑制を加える時は、足の低位中枢をやったら足のF4、手の低位中枢をやったら手のH6というように近いところの高位中枢の抑制を使うのが基本でしょうか?
もちろんしっかり高位中枢を抑制したい時にはH6F4と全部つかうこともあると思いますが。以前、自律神経過敏の相反作用の時には、足を使うことにすごく意味があったので、質問させていただきました。
ちなみにこの疑問の発端は、便秘で交感神経抑制の治療目的で左F6F1をやって、最後に高位中枢の交感神経も抑制しておこうと左F4の刺絡をやろうとしたら、両方のF4のところにタコができてて刺絡できず、左H6の刺絡をした患者さんがいました。
よろしくお願いいたします。
原因が、高位中枢と考えられる場合 ぎんなん治療院 - 2023年11月18日(土) 09時59分17秒 No.1204
gakuさん、おはようございます。
時々ある高位中枢が原因の痛みや動きの問題、ありますよね。
初診では、動診や腹診をやった結果に基づく治療をして、患者さんも、やってるこっちもそれなりに満足です。
と、患者さんは鍼灸師を信頼して、治療が終わること「実は、こんなことが」と話しはじめられ、その心身のストレスが高位中枢を異常興奮させているな!?となることは度々あります。
浅見先生は、それを見越してか?
胃の治療をするとき左F1F6F4と高位中枢を抑制するF4井穴刺絡をするように書かれています。
肝臓でも、腎臓でも、高位中枢の抑制もやった方が良いんだと。
これは、いろんな意味があるのかもしれませんが、うまく問診ができなかった場合でも、F4やっていれば高位中枢も抑制されて良い結果が得られるからね、と、浅見先生の優しさかもしれません。
ただ、探究していくと原因が心身のストレスによる高位中枢の興奮ではないか?
他の症状や治療は、枝葉をやっているのではないか?と、考えることはあります。
いやいや、枝葉の治療はとても大切で、枝葉を抑制しておかないと、最後に、高位中枢の抑制をやってもパッと効いた感じがありませんよね。
でも、ここはH6F4やH5F5が原因じゃないだろうか?と、鑑別診断することになります。
初診の治療で得られた効果を考えて、動診、腹診をやってから高位中枢の井穴刺絡をやって、“どの症状が改善するか?”を見分けることになります。
ここで問題となるのが…
“肩とか首とか”で考えると、H6F4やH5F5井穴刺絡で、体性神経=経絡上の痛みの治療とならないか、治療効果がかぶってしまわないか?です。
肩コリでH6大腸経=振り向きの肩コリ、F4膀胱経=前後や斜め下向きでの肩コリとかぶらなければ良いですよね。
側屈の肩コリで胆経三焦経F5H5やらなければならない時、ちょっと悩みますよね。
腰痛でF5胆経上の痛みだとやりにくいですが、この場合H5で改善するかを診ることはできます。
F4をやらずにH6で腰痛が改善するかと、うまくやれることもあります。
こんな感じでうまく経絡上の痛みや動きと高位中枢抑制の井穴が違ってくれればできると思います。
なので、その日の治療の一か所目、とても考えなければならないと思っています。
時々ある高位中枢が原因の痛みや動きの問題、ありますよね。
初診では、動診や腹診をやった結果に基づく治療をして、患者さんも、やってるこっちもそれなりに満足です。
と、患者さんは鍼灸師を信頼して、治療が終わること「実は、こんなことが」と話しはじめられ、その心身のストレスが高位中枢を異常興奮させているな!?となることは度々あります。
浅見先生は、それを見越してか?
胃の治療をするとき左F1F6F4と高位中枢を抑制するF4井穴刺絡をするように書かれています。
肝臓でも、腎臓でも、高位中枢の抑制もやった方が良いんだと。
これは、いろんな意味があるのかもしれませんが、うまく問診ができなかった場合でも、F4やっていれば高位中枢も抑制されて良い結果が得られるからね、と、浅見先生の優しさかもしれません。
ただ、探究していくと原因が心身のストレスによる高位中枢の興奮ではないか?
他の症状や治療は、枝葉をやっているのではないか?と、考えることはあります。
いやいや、枝葉の治療はとても大切で、枝葉を抑制しておかないと、最後に、高位中枢の抑制をやってもパッと効いた感じがありませんよね。
でも、ここはH6F4やH5F5が原因じゃないだろうか?と、鑑別診断することになります。
初診の治療で得られた効果を考えて、動診、腹診をやってから高位中枢の井穴刺絡をやって、“どの症状が改善するか?”を見分けることになります。
ここで問題となるのが…
“肩とか首とか”で考えると、H6F4やH5F5井穴刺絡で、体性神経=経絡上の痛みの治療とならないか、治療効果がかぶってしまわないか?です。
肩コリでH6大腸経=振り向きの肩コリ、F4膀胱経=前後や斜め下向きでの肩コリとかぶらなければ良いですよね。
側屈の肩コリで胆経三焦経F5H5やらなければならない時、ちょっと悩みますよね。
腰痛でF5胆経上の痛みだとやりにくいですが、この場合H5で改善するかを診ることはできます。
F4をやらずにH6で腰痛が改善するかと、うまくやれることもあります。
こんな感じでうまく経絡上の痛みや動きと高位中枢抑制の井穴が違ってくれればできると思います。
なので、その日の治療の一か所目、とても考えなければならないと思っています。
高位中枢の交感神経と首の痛み gaku - 2023年11月18日(土) 06時55分08秒 No.1203
おはようございます、稲舛先生。
また質問させてください。
心身のストレスが、高位中枢の交感神経と副交感神経のどちらを異常興奮させるかはその時々のその人の状態によるから、その都度、状態を考える必要があると理解しています。
ストレスで高位中枢の交感神経が異常興奮した場合、感受性の高い臓器、例えば胃が影響を受けると胃炎になったりしますが、内臓器ではなく、運動器(と言っていいのかわかりませんが、首とか腰とか筋肉とか)の弱いところが痛むということもあり得ますでしょうか?
つまり、言い換えますと、
高位中枢の交感神経の異常興奮が、体制神経的な治療でないと取れないような首や腰などの痛みの原因となりますでしょうか?
それとも、体制神経的な治療でないと取れないような運動器の痛みは、靴の影響や動作の影響など物理的な影響、物理的な原因が必ずあるものでしょうか?
ちなみにこの疑問の発端を書かせていただきます。
先日いらした患者さん、2ヶ月ほど前から左の首から肩にかけて(左肩上部より少し後ろ、ちょうど天髎から肩中兪にかけてくらい)に何か乗ってるような重いような痛みがあります。
首の動診、腹診して治療しました。腹空鏡で子宮筋腫除去の手術をされているので、手術痕と癒着と思われるところ圧痛3か所に置き針、腹診では膵臓部のみに圧痛があり、左F6F1に井穴刺絡。それぞれの治療ごとに動診で痛みを確認して、ここまでの治療で左首肩の痛みはだいぶん楽になりました。あと体制神経的に残っていると思われるメインの痛みに左H5の刺絡をしました。9割くらいは痛みが取れたので、終了としました。
ちなみにこの方の肩の痛みは朝はましで、日中にだんだん辛くなるとのことだったので、副交感神経の異常興奮ではないと判断しました。ただ治療の最後の方に色々話を聞いていると、副交感神経の異常興奮の症状があることもわかりました。
この左肩の痛みの思い当たる原因を聞いた時、2ヶ月くらい前から実家の片づけを手伝っているが、そこで会うもともと折り合いの悪い親戚から強い精神的なストレスを受けているから、そのせいだと思うと言われたのです。
ただ、この方の場合、手術痕・癒着と膵臓の処置で痛みがかなり軽減しているので、この方の言うストレスが直接、首の痛みに関係しているだろうか?と疑問に思いました。この方だけでなく、どこか痛いときに精神的ストレスのせいだと思うという人が、案外いるのですが、これまではこんなにちゃんと鑑別診断しながら治療できてなかったので、改めて疑問に思いました。
うまく質問できているかいまいち不安ですが、よろしくお願いいたします。
また質問させてください。
心身のストレスが、高位中枢の交感神経と副交感神経のどちらを異常興奮させるかはその時々のその人の状態によるから、その都度、状態を考える必要があると理解しています。
ストレスで高位中枢の交感神経が異常興奮した場合、感受性の高い臓器、例えば胃が影響を受けると胃炎になったりしますが、内臓器ではなく、運動器(と言っていいのかわかりませんが、首とか腰とか筋肉とか)の弱いところが痛むということもあり得ますでしょうか?
つまり、言い換えますと、
高位中枢の交感神経の異常興奮が、体制神経的な治療でないと取れないような首や腰などの痛みの原因となりますでしょうか?
それとも、体制神経的な治療でないと取れないような運動器の痛みは、靴の影響や動作の影響など物理的な影響、物理的な原因が必ずあるものでしょうか?
ちなみにこの疑問の発端を書かせていただきます。
先日いらした患者さん、2ヶ月ほど前から左の首から肩にかけて(左肩上部より少し後ろ、ちょうど天髎から肩中兪にかけてくらい)に何か乗ってるような重いような痛みがあります。
首の動診、腹診して治療しました。腹空鏡で子宮筋腫除去の手術をされているので、手術痕と癒着と思われるところ圧痛3か所に置き針、腹診では膵臓部のみに圧痛があり、左F6F1に井穴刺絡。それぞれの治療ごとに動診で痛みを確認して、ここまでの治療で左首肩の痛みはだいぶん楽になりました。あと体制神経的に残っていると思われるメインの痛みに左H5の刺絡をしました。9割くらいは痛みが取れたので、終了としました。
ちなみにこの方の肩の痛みは朝はましで、日中にだんだん辛くなるとのことだったので、副交感神経の異常興奮ではないと判断しました。ただ治療の最後の方に色々話を聞いていると、副交感神経の異常興奮の症状があることもわかりました。
この左肩の痛みの思い当たる原因を聞いた時、2ヶ月くらい前から実家の片づけを手伝っているが、そこで会うもともと折り合いの悪い親戚から強い精神的なストレスを受けているから、そのせいだと思うと言われたのです。
ただ、この方の場合、手術痕・癒着と膵臓の処置で痛みがかなり軽減しているので、この方の言うストレスが直接、首の痛みに関係しているだろうか?と疑問に思いました。この方だけでなく、どこか痛いときに精神的ストレスのせいだと思うという人が、案外いるのですが、これまではこんなにちゃんと鑑別診断しながら治療できてなかったので、改めて疑問に思いました。
うまく質問できているかいまいち不安ですが、よろしくお願いいたします。