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手のむくみの左右差 gaku - 2023年12月14日(木) 09時36分22秒 No.1303
おはようございます、稲舛先生。
またご意見を頂きたいです。

40代女性の患者さん、2日連続で普段より多く歩いて足がだるい、特にふくらはぎ。
腹診では肝臓部、膵臓部、腎臓部に圧痛あり。正座の感じ、手のグーパーの感じ、深呼吸はヘソまでを見所に治療。

左H3で深呼吸が下腹部まで入る、グーパーは右手が軽くなった
右H3で深呼吸が更に下まで入る、グーパーは右小指以外がより軽い(右小指を井穴刺絡で握りすぎたせいかな?)
左H2で深呼吸が広く入る、グーパーは変化なし

F3で、深呼吸はもう十分入っていたから、あまり変化なし、グーパーは右手は軽いが左手は変化なし、正座は張りが緩んだがふくらはぎ中央のツッパリが気になる、腎臓部の圧痛取れる

左F6、左F1追加で、肝臓部も含めて腹部の圧痛は全て取れる
最後にH5F5でグーパーの右手がすごく軽い、左手はあまり変化なし、正座でふくらはぎのツッパリ感も無くなる

先日、稲舛先生に解説いただいたゴムバンドの実験やその他その経絡上にあるものの影響で、井穴刺絡の刺激が脳に届きにくい話に通じるのかもしれないのですが、この患者さんのように、井穴刺絡の刺激の反応が体の反対側に現れている場合は、井穴刺絡の刺激は中枢には行っているということになると思うのです。

でもその反応が片側に現れにくい(この患者さんの場合は左手)ということも、やはり、左手の経絡上に傷か何かトラブルがある可能性を考えて良いでしょうか?

この治療をした時は、経絡上のトラブルを考えるまでに至らなかったのですが、左手薬指に結婚指輪をされていることが関係するだろうかとか考えています。

以前、目の治療で、右の頭部刺絡をやっても左目だけが良く見えるようになっている時は、老化による視覚の問題も指摘いただいたので、なにか左手に器質的なことがあるのかとかも考えたりします。
このような井穴刺絡の反応の現れ方の左右差は、どのようなことが考えられますでしょうか?何か考え方のヒントをいただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。
F2は難所 gaku - 2023年12月14日(木) 08時40分01秒 No.1302
おはようございます、稲舛先生。
お返事をありがとうございます。


>井穴の中でF2は最も刺絡がやりにくいツボです。

私はF3の方が指が小さくて内側なので苦手に感じているのですが、指の曲げ方や押し方の問題かもしれません。どちらにしても、これからの季節は井穴刺絡やる前にしっかり温めておくということですね。

>しかし、井穴は誰もが簡単に利用でき、井穴で起こった刺激は、経絡上を通って痛みを取ったり、動きを良くしたりできる。自律神経では、目的の臓器や組織の症状を改善させ、脳神経にも影響を及ぼすことができる。

私が井穴刺絡の治療が未熟なこともあり、1回の治療で良い方向に向かっているようには思うが、なんだかスパッとうまくいっていないように感じることもあるのですが、それでも次回いらっしゃるときには良くなっていることがほとんどで、井穴刺絡の治療効果の高さや持続性?を実感しています。


>まだまだ、解明しなければならないことだらけですが、再現性の高い井穴刺絡を、今、やらない選択肢はないですね。この有意義な治療法を継続して、未来のアインシュタインに繋げられれば、井穴刺絡療法の解明もあると思います。

井穴刺絡を実践した方なら、この治療の有効性を感じると思うので、それが解明されたら素晴らしいですね。私も引き続き、試行錯誤しながら井穴刺絡を実践していこうと思います。
今夜は、先生ご自身、家族のために ぎんなん治療院 - 2023年12月13日(水) 16時25分29秒 No.1301
今夜の井穴刺絡ライブセミナーのテーマは「リハビリと井穴刺絡」です。

患者さんに対することでもありますが、先生ご自身、ご家族のことでもあります。
若い頃は健康でも、加齢すると思わぬ転倒やケガ、脳卒中などは避けて通れません。

交通事故は、こちらがどれだけ注意してても突っ込んでこられると避けようも無く負傷することになります。

いつまでも健康であり続けられれば良いのですが、そうはいかないのが人生です。

わかっているのだから、準備はしておいた方が良いと思います。
F2は難所 ぎんなん治療院 - 2023年12月13日(水) 13時57分30秒 No.1300
gakuさん、こんにちは。

 井穴の中でF2は最も刺絡がやりにくいツボです。
 井穴刺絡をやっている先生方全員の意見なので、これができれば実技合格!
 裏技として、しっかり温めれば合格します。

 浅見先生がおっしゃるには、経穴は、その周囲に影響を及ぼし、まれに遠隔地にも影響を及ぼす、ツボに針先を当てるのは難しい。
 しかし、井穴は誰もが簡単に利用でき、井穴で起こった刺激は、経絡上を通って痛みを取ったり、動きを良くしたりできる。
 自律神経では、目的の臓器や組織の症状を改善させ、脳神経にも影響を及ぼすことができる。

 まだまだ、解明しなければならないことだらけですが、再現性の高い井穴刺絡を、今、やらない選択肢はないですね。
 この有意義な治療法を継続して、未来のアインシュタインに繋げられれば、井穴刺絡療法の解明もあると思います。
指、爪、昨日の朝イチNHK gaku - 2023年12月13日(水) 07時56分29秒 No.1299
おはようございます、稲舛先生。

爪の話を朝イチでやっていたのですね。
NHKプラスで見逃し配信が見れれば、見てみようと思います。

40代男性の患者さんですが、両拇趾の爪の根元が先端の方と比べて小さく、井穴(F1、F2)のところが引きつれるようにくぼんだしわになっています。拇趾の爪自体も、拇趾の大きさを考えると爪が小さいように思います。

長い付き合いの患者さんなのですが、井穴刺絡をするようになって、初めて気づきました。そして血が出にくいのですが、これまで足を温めながらなんとか井穴刺絡できていたのですが、先日は足はそんなに冷たくなかったので油断してしまい、F2を刺絡したら、血が出ず、焦りました(汗)

ちなみに、この方は首のコリと腰のコリをよく訴えていたのですが、井穴刺絡を追加するようになって、このコリを全く訴えなくなりました。

話がそれましたが、これまではツボの形状を診て、その方の体調を推し量っていたのですが、井穴刺絡の出血の出やすさ、出にくさは、一目瞭然でひとつの目安として分かりやすいです。

今回も興味深いお話をありがとうございました。
午前中と夕方の胃の不快感 副交感 ぎんなん治療院 - 2023年12月12日(火) 13時37分20秒 No.1298
50歳代、男性。

 食欲不振で来院されていたのですが、食欲はまーまー出てきて問題なくなってきましたが、現在は、午前中と午後から、なんだか胃の不快感が出ています。

 いろいろ考えたのですが、どうも、空腹時の不快感みたいです。
 空腹時の不快感は、副交感神経の興奮した胃の症状=胃潰瘍?なので、H5F5井穴刺絡をしました。
 時々ジンマシンが出る、10年前に交通事故の後からか?果物を食べるとのどの奥がイガイガする…これらは、副交感神経の興奮症状=アレルギーですので、感受性の高い、胃にもその症状が出ているのか?

 一週間H5F5にせんねん灸をやっていただくことにしました。
 もし、良かったり、悪かったりがあれば、直ぐに電話していただくことにしました。

■せんねん灸の種類
 ぎんなん治療院でおススメしているのは、最も熱いせんねん灸の“にんにく”です。
 あまり熱くないお灸は、刺激が到達しないので意味がありません。
 熱くなれば、外せば良いのですから、低い温度のお灸はダメです。
指、爪、昨日の朝イチNHK ぎんなん治療院 - 2023年12月12日(火) 09時08分31秒 No.1297
おはようございます。gakuさん。

 昨日の朝イチの番組で、爪の話が出てました。
 爪の成長に最も重要なのが血流!
 爪に限らず、血液でしか体は治せませんので、治療が血流の改善を目標としている部分はあります。

 井穴刺絡をやっていると、この井穴は出るのに、こっちの井穴は出ない!?
 なぜだろう?になりますよね。

 番組では、そこまで探究することは無く、美容部員さんが爪のメンテナンス法なんてのを解説していました。
 ただ「井穴」と言う文字が出たのは良かったです。

 指先といえども、あんなピンポイントで違いがあるんですよね。
 交感神経の興奮があると、血管は狭窄する!面白いですよね。
 もちろん、内臓でも同じことで、どこも同じように血液が充分に流れているなんてことは無いと思います。

 爪は、割れたり、ささくりたり、黒い筋が出たりで良いかもしれませんが、内臓に同様のことがあったら!
水曜日のライブセミナー ぎんなん治療院 - 2023年12月12日(火) 09時00分57秒 No.1296

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直後に変化が無い20%は? gaku - 2023年12月12日(火) 07時53分13秒 No.1295
おはようございます、稲舛先生。
今回も、広い視野からの可能性を教えて下さり、ありがとうございます。

ゴムバンドの実験、とても興味深いです。
この話を聞くと、裸足が足には一番いいけど、体も裸が一番いいのかなとも思ってしまいました。


この患者さんは、右下腹部に人工肛門の袋が装着されているのですが、閉じた手術の傷痕でさえ体に大きな影響があるのに、体表が解放されたままで異物が装着されていることの身体への影響はどうなんだろうと考えています。

今回の治療は、前回と同様という治療方針で行ったので、落ち着いて治療ができたせいか、右F1が他の指に比べて少し血が出にくい感じがすることに気が付きました。血が出にくかったのは今回だけのことなのか、それとも今後も右F1が出にくいなら人工肛門との関連があるのかなどを、様子を見ていこうと思っています。

ありがとうございました。
直後に変化が無い20%は? ぎんなん治療院 - 2023年12月11日(月) 16時16分35秒 No.1294
gakuさん、こんちには。

 まず最初に、ぎんなん治療院の患者さんで、一人、どうやっても翌日にしか治療効果が出ない患者さんがいます。
 その患者さんは、ご自分でもわかっているので「明日になったら良くなっているかもです」と、で、ホントに、翌日良くなったと報告があります。
 いろいろと、なぜ、翌日なのかやったのですが、わからずです。
 そんな人も、いるんだなー20%は。

 浅見鉄男先生も「治療効果は、治療後に80%現れる」と言われているので、20%は出ないので、別に不思議ではないと思います。
 ただ、私の探究心がそれではおさまらないので、なぜだろう?です。

 「21世紀の医学」にあります“ゴムバンドの実験”
 腕にゴムバンドを巻きつけて井穴刺絡をすると、腕の部分で井穴の刺激が止まって治療効果を出さないことがある。
 なので、靴下、パンツ、ブラジャー、手首の輪ゴム、絆創膏などで刺激が止まってしまうことがあります。
 でも、その場合は、お風呂に入った後(全部外した後)で「効きました!」となることが多いようです。
 風呂に入ったから良くなったのではなく、外したから効き目が出たのです。

 経絡上に傷や手術痕がある場合も直ぐに効かず、やや時間がかかるようです。
 特に、その傷に痛みがある場合、鎮痛させてからやった方が良いと思います。
 大腸経上に何かしらのトラブル(傷や筋肉痛など)は、H6井穴刺絡がその痛みを取るために使われて、脳の交感神経の抑制まで到達しない可能性も考えられます。
 回数を多くやったら効いた、と言う症例の中には、経絡上にそのような問題があったのかもしれません。

 「我が家に帰ってホッとしたら効いた」もありますね。
 治療に来られているときは、いくばくかの交感神経の興奮があると思います。
 副交感神経症状=アレルギーの患者さんが、治療に来た時には症状が無い!?
 これは、朝早く起きた、いつもよりもあるいた、外に出た、太陽に当った、何をされるかわからない鍼治療の緊張感などで、交感神経が興奮したためだと思います。
 なので、我が家に帰ったら、心身のストレスが解消され、やってもらったH6F4も効き目を現わした、などではないかと思います。

 まだ、あるかもしれませんが、とりあえず、思いつくまま

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